難聴を改善するためには

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難聴を改善するためには

難聴は種類にもよりますが、本格的に難聴であった場合には放っておいても自然に回復するということはありません。早く病院に行って検査を受け、ステロイドの投薬などをしてもらったり、適切な対処について医師と相談しないと、場合によっては症状が進行した結果、重大な聴覚障害を引き起こすこともあります。

 

耳の病気は一般的に早く気付いて早く治療すれば、それだけ聴力の回復も見込めるという傾向もありますから、「耳の病気→即病院」というようにパターンにあてはめて考えたほうが良いでしょう。補聴器などを使って聴力を補えると思ってしまいがちですが、これが使われるのは、回復の見込みが厳しくなってからがほとんどです。

 

伝音性難聴と呼ばれる、鼓膜などの外耳器官が原因になっている場合は、治療が比較的容易で、投薬などによって改善されることが多いです。一方で、突発性難聴などに代表される感音性難聴となると、こちらは耳の中の器官や脳に問題が生じているため、治療はより難しく、早く処置をしないと症状が悪化しやすいと一般的に言われています。ですから、どちらにしても早めの検査・治療が必要です。

 

「心因性難聴」とはストレス障害などが原因で起こる難聴ですが、この場合、手術や投薬を行っても症状の改善は期待できません。というのは、実際に「耳の器官自体が機能しない」という状態ではなく、精神的な要因によって聴覚を「閉ざしたような」状態になってしまっているのが心因性難聴です。

 

投薬のような物理的治療では効果が表れないのもうなずけます。むしろ、投薬をしてしまうことで、食欲の変化や倦怠感など、薬の副作用によって一層ストレスを感じたり、自分が病気であると思い込むことから原因であるストレスをより強めてしまう場合もあるので注意が必要です。この心因性難聴の改善のためには、「ストレスの原因」となっているものを取り除くのが一番大切なことです。

 

ですから、耳鼻科だけでなく心療内科や精神科など、科を超えた治療に取り組むことも必要になってきますし、家族や学校・職場など周囲の理解と協力も必要になってきます。ですから、本人が気持ちよく生活できる環境を作っていくことが、いち早い回復への近道になるのです。

 

この時、周囲がストレスを与えないように気遣うあまり、腫れ物に触るように接してはいけません。それは絶対に伝わるので、あくまでストレス要因には気をつけつつ、普通に接していくことが大切です。難聴対策に効く物質として、実は美容分野ではおなじみのコエンザイムQ10が効果があると言われています。意外ですよね。

 

難聴予防に効くといわれるゆえんは、コエンザイムQ10に含まれる成分が難聴のもとになる内耳の細胞の疲労回復を助けるそうで、それによって発症を遅らせる効果があると考えられているそうです。コエンザイムQ10の他にも、アルファリポ酸も併用すると一層の効果があると言われているので、もし試してみるならこちらも一緒にすると良いでしょう。

 

注意点として、このコエンザイムQ10は「予防対策」であって「回復」を行うものではありません。こうした耳の細胞は一度ダメージを受けると現代の医学では再生ができないと言われています。ですから、耳を大事にするという意味でこれらのサプリメントを使うべきであって、自力で治そうとは考えないようにしてください。上記のように、症状が出たらまずはすぐに病因に行くことが一番大切なことです。