サーチュイン遺伝子の発見の歴史

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サーチュイン遺伝子の発見の歴史

1935年に発表された論文によって、ラットを使った実験にて、餌を制限しなかったラットよりも制限したラットの方が長生きしたというものです。

 

その後も研究は続き、ラットだけでなく線虫による実験など、世界中の様々な研究者から同じような報告が届けられました。

 

それからしばらくは報告は届くものの、詳しい因果関係を明かされることはなかったのです。2004年になってはじめて、サーチュイン遺伝子のとカロリー制限の関係が明らかになり、結果的にカロリー制限をすることによってサーチュイン遺伝子が活性化し、長生きすることにつながることがわかりました。

 

さらにその後も実験は続き、長生きするだけでなく、動脈硬化や糖尿病、ガンなど多くの病気を予防する効果があることもわかり、さらに見た目にも、カロリー制限をした方が若々しいということが確認されたのです。

 

サーチュイン遺伝子が必要だった理由

 

そもそもサーチュイン遺伝子が何故ほとんどの生物が生まれ持っている遺伝子なのかと言いますと、食べ物が少ない時代でも生き残れるために必要不可欠だったからだと考えられています。

 

飢餓の状態が続くことで、サーチュイン遺伝子が突然変異し、生物が複雑になってきたとも言われており、今ではたくさんの病気を抑える働きを持った遺伝子になったのではないか…と考えている人もいらっしゃいました。食べ物が少なかった時代では、子孫を残すために大切な遺伝子だったのかもしれません。